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Qiitaぽい話はQiitaに書いていくことにする気がする http://qiita.com/takyam

僕が考えた最強の開発環境

エンジニアの皆様の多くはキーボードだったりマウスだったり、事の大小は あれど、何かしら入力環境に拘りがあるかと思います。

かく言う私も入力環境への拘りは並々ならぬものがあり、常に最強の入力環境たるべく、日々精進しています。

そして本日、新しいアイテムを手に入れたので、私の入力環境をご紹介したいと思います。

キーボード

まずは、入力環境界の雄、キーボードです。私のキーボード歴は、

  • DELLのフルサイズ
  • Thinkpad
  • Thinkpad Trackpoint USBキーボード

と、trackpointに心酔していた時期があり、寝ても覚めてもtrackpoint祭りでした。

ただ、至高の入力環境のひとつであるtrackpointにも只唯一にして最大の欠点として、超腱鞘炎になりやすいという、職業病を促進する副作用があります。

そう、trackpointは、強靭な肉体(手首)を持つものだけに使う事を許された禁断のアイテムだったのです。

残念ながら私の手首はその負荷に耐えきれず、悲鳴を上げだしました。

そこで、trackpointに変わる新たな武器を探し、そして辿り着いたのが今使っているKinesis contoured keyboardです。

写真の通り、変態キーボードですが、エルゴノミクスキーボードの最高峰であり、最強のキーボードです。

左右に分割されたお椀型のQWERTY配列キーと、親指で操作するEnterキーなど、これまであなたが使ってきたキーボードとは、操作性が大きく異なります。

更にEscキーや、F1~F12キーが極端に小さいゴム製で、そこを押させるつもりは毛頭ない男らしい仕様になっています。

それだとEscを多様する人(例:Vimmer)はちょっとキツそうな気がしますが、そこは流石最高峰。
ハードウェアレベルで、キーレイアウトを(かなり)自由に変更できます。

BackspaceとAltを入れ替えたり、EscをCtrlと入れ替えたり。

元々のレイアウトが変態なので、自分好みに調教する必要がありますが、一度ハマれば2度と離れられない体になります。

さらに、使いこなすまでには1週間ほど訓練(この年になってタイピングゲーム三昧)が必要ですが、一度使いこなせば、これまでの普通のキーボードでは到達できなかったタイピング速度を出すことができるようになります(当社比1.2倍)。

お値段が約3万円と、なかなかキーボードのために出すのが渋られる額ではありますが、その額に見合うだけの中毒性がありますので、ぜひぜひご検討ください。

このキーボードの唯一最大の欠点は、他のキーボードが使いたくなくなるということです(^ρ^)

ポインティングデバイス(マウス)

もともとネトゲでFPSなどやってたので、マウスにはこだわりが強かったです。
5000円以下のマウスは、マウスと認めてませんでした。

当然マウスパッドも滑りの良いけどちょっとお高いものを使っていました。

が、前述したThinkpadのTrackpointに出会ってからは、
もうマウスなんて使えない!あんなに旧世代の遺物!てな感じで、
マウスを使う事がなくなりました。

今はもう使ってませんが、ポインティングデバイスとしてのTrackpointは、至高で最高だと思います。
もし、強靭な肉体(手首)を持っているなら、ぜひ使ってください。

Thinkpadを持ってなくても、5000円程度でUSBキーボードが買えますので、オススメです。

レノボ・ジャパン ThinkPad USB トラックポイントキーボード(日本語) 55Y9024

レノボ・ジャパン ThinkPad USB トラックポイントキーボード(日本語) 55Y9024

当然私の腱鞘炎はコレ以上Trackpointを使い続ける事を許してくれず、
Kinesisに乗り換えたタイミングで別の選択肢を探す必要がありました。

そこでたどり着いたのがコレ。

LOGICOOL ワイヤレストラックボール Unifying対応超小型レシーバー採用 M570

LOGICOOL ワイヤレストラックボール Unifying対応超小型レシーバー採用 M570

そう、トラックボール。
トラックボールは初体験でしたので、最初は超とまどいました。

しかし、「カーソルを動かすのに手を動かす必要がない!」事実に気づいてからは、
もうマウスなんて使えない!アレはやっぱり旧世代の遺物だった!と確信するようになりました。

マウスパッドもいらないし、膝の上においても操作に問題ないし、
マウス使うくらいだったらトラックボール使うのを強くオススメします。

第2のポインティングデバイス

Kinesis+トラックボールで、かなり最強な手首に優しい入力環境を手に入れる事に成功しましたが、MixiのKinesisな人の記事を見てから、本当にこのままでいいのか・・・という思いが常につきまとっていました。

キーボードとアジャイル開発
http://alpha.mixi.co.jp/2011/10803/

最強のキーボードKinesisに、最強のポインティングデバイスTrackpointを組み合わせる、まさに神の入力環境です。

当然私も「やってみたい!Trackpointも余ってる!」のですが、
いかんせん超お高いキーボードを分解して、さらに工作が必要となると、二の足を踏んでしまします。

もし、自分が工業高校出身だったら・・・と、思わずには要られません。
工業高校出てる人って何かこういうのすぐできそうじゃん?

そうして、悶々とした日々を過ごしていると天啓が!

今更Magic Trackpadを買ってきてKinesisと合体させたら案配がいい件
http://hitoriblog.com/?p=3820

これだ!!!

でも、Magic TrackpadをWindowsで動かすの面倒くさそうだな・・・
と思ったら追い打ちをかけるように天啓が!

Logitech からWindows 8 ジェスチャ対応タッチパッド T650
http://japanese.engadget.com/2012/10/11/logitech-windows-8-t650/

LOGICOOL ワイヤレス 充電式 タッチパッド T650

LOGICOOL ワイヤレス 充電式 タッチパッド T650

コレだ!まさにコレだ!
Win8だけじゃなくWin7も対応してるし!

そう思った5分後にはKinesisの真ん中の大きさを測って、Amazonで注文していました。

本日会社に届いたので早速組立!

もともとカオスなデスクが、さらにカオスになりました!

というわけで、ぶっちゃけこのT650とKinesisのドッキングを紹介したかっただけのこの記事も終盤ですので、最後にKinesis+T650のレビューを。

正直言って、微妙でした!

悪くは無いんだけど、T650の仕様上、平なところじゃないとクリックできないので、湾曲したKinesisのうえだとクリックができません!

ただ、ドライバをインストールすればタップはできるので、通常の利用には問題ありません。

最大の不満は、ジェスチャをカスタマイズできない事です。

この記事とかはMacbookAirで書いてるのですが、Macのトラックパッドのジェスチャもデフォルトは糞ですが、Better Touch Toolというトラックパッドのジェスチャをカスタマイズできるアプリで、かなりゴリゴリカスタマイズしてます。

例えば3本指で左にスワイプすると左のタブに移動する@Chrome、みたいなカスタマイズをMacではしています。

T650の操作感がMacbookのトラックパッドと似ているだけに、思わずBetter Touch Toolでカスタマイズしたのと同じジェスチャをやってしまい、実際にはそんなジェスチャは標準で登録されてないので何も起こりません。

というわけで、その点さえ解消されれば、いつの日かトラックボールも封印して、Kinesis+T650だけで暮らせる幸せな日々が来ることを願っています。

最後に

これから、クリスマスや俺の誕生日、お正月など、プレゼントを贈るのに最適な季節です。
そのプレゼント代をケチって、自分へ至高の入力環境をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

PS.

写真の左に遷ってる片手キーボードはPhotoshop用のマクロがくんであり、アレがないとPhotoshopが使えない体になっちゃった☆(ゝω・)vキャピ