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Qiitaぽい話はQiitaに書いていくことにする気がする http://qiita.com/takyam

転職にあたっての振り返り

◯◯を退職しました!系のやつです。

9月いっぱいで、現在勤めている会社を退職し、10月1日から新しい職場に移ります。
退職した会社には約4年9ヶ月程お世話になりました。
長いようであっという間でした。

このエントリではこの4年9ヶ月の振り返りと、次の1年に向けての心構えみたいなのを書きたいなと思ってます。自分語りなので対象読者は未来の俺ってことで。

入社当時を振り返って

最初はエンジニアではなくてWEBディレクターとして入社しました。
元々はマークアップエンジニア(HTMLコーダー)になりたくて上京してきて、
結果的にそんな仕事が見つからなかったのですが(ノープラン上京うぇーい)、
とはいえWEBには関わりたかったので今の職場に入社しました。

この時はVBAとAS3がちょろっと書けるくらいで、GETとPOSTの違いもわかってなかったです。
少なくともこの瞬間プログラマーになるなんてのは考えてなかったと思います。
プログラミングは好きで楽しいなーと思ってた程度で。

WEBのディレクターというと実際何をする仕事なのかよくわからないまま働き出しましたが、今思うにディレクターの人は超大変だよね、と改めて思います。プログラミングの何とストレスの無い事か。案件にも依るでしょうが、手を抜こうと思えば割と楽な仕事にもできるのでしょうが、良い物を作ろうとか思うと途端に難しくなる職種だなぁと思います。ディレクターにかぎらずお客様と直接関わったり社内の調整したりするところは何でもそうなんでしょうけど。

あとは技術的な要素に対して、エンジニアと比べると明るくないので、当然の事ではあるのですが、大変だなぁと。幸い私の案件はプログラミングが発生する事が少なかった事と、たまにあった事についてもエンジニアの方が優秀だったのでよしなにやっていただけて、あまり苦労する事はありませんでしたが。

自分が出した依頼として簡単なデータからの検索機能ページみたいなやつを、データをJSONで組んでくれと依頼しました。理由は当時の自分がSQL読めなかったから。今ならMySQLとかで組んじゃうべきところ何でしょうが、自分が理解できないという事でDBを使うんじゃなくてJSONでデータを組んでもらいました。そのデータの運用は私がやる事になるので、あり得ない選択肢では無いにしろ、好手で無い気はします。
とはいえ今の自分が当時の自分を説得するのは面倒くさそうだなとも思うわけです。
「SQLくらい勉強すりゃいいじゃん」と思ってしまう今の自分と「俺はJSONの方がメンテしやすいんだよバーヤバーヤ」っていう当時の俺とで折り合いつけるのは面倒クセェなぁと。

というわけで、ディレクターさんは大変だな、というのを何となく思いました。

エンジニアさまさま、俺さまさまな思考になりがちなところも多少あるので、この辺は謙虚に皆々様なくして成り立たない現実を見て、うまいこと協調できるように心掛けなければなーと改めて反省。

ディレクターとエンジニアの2足のわらじ

ディレクターとしてトータル2年くらい従業させていただいたのですが、そのうちの1年半くらいはエンジニアとの2足のわらじでした。この1年半の間にPHPとかMySQLとか勉強しながらプログラマーに専念したいな熱をためていきました。

この期間の間は本当に良くプログラミングしてたなという感じで、たまに改修入って当時のソースコードを読むと死にたくなる反面、一応いろいろ考えてたんだなーと思いました。なんていうか、この当時は引き出しが少なすぎて、やりたい事、やろうとしてる事はわかるんですが、それがスマートに出来てないというか。
今現在も完璧にスマートでベストなアプローチでプログラミングできてるかっていうと、何がベストなのかも今でもようわからんのは変わらんのですが、今だともっと別なアプローチできるよな、と改修したい欲求に駆られたものです。恐らく新人も似たような感じなんだろうなと思うので、プログラミングの上手い下手は引き出しの数ってのが結構大きいファクターなんだろうなと思います。

エンジニアになる

入社して3年目が始まるタイミングでディレクター業を引退し、プログラミングだけに専念できるようになりました。
社内での配置転換を認めていただいたかたちで、よくよく考えてもありがたい話だったなと感謝が溢れます。割とガチでこのタイミングでの転職も考えたのですが、すんなり面倒くさい事もなく、技術部署への配置転換及び業務内容の変更を受け入れていただきました。
また、ディレクション業務を引き継いでいただいたTさんにも大きな感謝です。ありがとうございました。

エンジニアとして新規プロダクト開発に投入していただいたのですが、この時に初めてミドルウェア含めたサーバー構成の設計や、アプリケーション構成の設計、プロダクトの企画などなど、「製品を作る」工程にイチから関わらせていただき、非常に非常に大きな経験を得る事ができました。

NFSもDRBDもようわかってなかったのですが、各先輩方に教えを請い、無事に形にする事ができました。大規模JS書いたのもこれが初めてで、ここでの苦労が現在のJS開発方針に活きてます。

最後のしごと

最後の業務として約1年間、もうひとつの新しいプロダクト開発にかかわらせていただきました。

アジャイルだったりFuelPHPだったりChefだったりと、ナウい感じの事を1年間やらせていただいて、非常に楽しい1年間でした。ストレスがたまるような苦労は特に無く、チームでチャレンジし続けられた1年間だったと思います。

プロダクトの完成を見る事なく途中で去ってしまうわけで、チームの皆さんはまだまだ大変だと思いますが、よりグレードアップしたかたちでリリースされる事を楽しみにしています。

皆様へ

最終出社日にお菓子を40個くらいお配りしたのですが、全然足りませんでした。
YAPCに行ってる人もたくさんいたのでお会いできなかった方もたくさんいたのですが、それでも全然足りず。

この4年9ヶ月の間にお世話になった人の多さに改めてびっくりしました。普段の業務で関わらない方だとなかなか感謝する機会も無かったのですが、あらためてオフィスを回って挨拶すると、お世話になった人がたくさんたくさんいました。

送別会もたくさん開いていただき、ただで飲み食いさせてもらってごちそうさまでしたm( )m

本当に皆様ありがとうございました。

何名かのエンジニアへ

本当に多くの方にお世話になったのですが、特に何名かの方には多大な影響を受けました。本当に多くの刺激を受けました。
この方たちがいなかったら自分はエンジニアになっていただろうか?ってレベルでお世話になりました。
本当に本当にありがとうございました。

また勉強会や飲み会で会える事を楽しみにしています。

最後に

正直まだ辞めた事があまり実感できてなかったりはするのですが(長い秋休み気分)、明日から新しい職場になりますので、何だかんだとドタバタするんだろうなと思ってますので、こういうふうに感慨に浸れるのも今日までだなぁと。

次の職場は規模が現職より大きくなるので、立ち回りも書くコードも全然違うものなんだろうなとは思っているので、その中で技術者として高いレベルを目指す予定です。漏れ聞こえる範囲でも高いレベルの技術者がいるようなので、追いつけるように努力します。モンハンやってる場合じゃないね!

明日が初出社という事でわりとドキドキしてるんですが、楽しく働けるといいですね。

特にオチは無いのですが、皆様いままで本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。(飲み会呼んでね)
新しい職場の皆様は何卒よろしくお願いします。